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就活の面接で聞かれる「ボランティアについて」

 こんにちは!ボランティアコーディネータ―の、かごはしです。

 来年度、就職する学生の皆さんの中には、すでに内定をもらっている人やこれから試験を受ける人など、色々かと思います。

 また、令和4年度に社会人になる学生さんの中には、すでに就活を始めている人もいるかもしれません。

 以前、このブログで「就活に有利なボランティアはあるのか」という事を論じたことがありました。

 答えは、皆さんで考えてみてくださいという投げかけで終わっていたかと思います。

 今回は、そこについて、もう少し具体的にお話をしたいと思います。

 就職試験の第一関門は、エントリーシートです。

 これは「書類審査」の第一関門になりますので、限られたスペースでいかにアピールできるかがポイントとなります。

 企業や公務員のエントリーシートの中には、ボランティア歴を書く欄がある場合が多いようです。

 ボランティア歴を箇条書きで書かせるもの、参加したボランティアについて感想まで書かせるものなど色々かと思いますが、無事に書類審査を通過した場合、次の面接試験ではボランティア活動について尋ねれられる可能性が高いです。

 面接官は、何を聞きたいと思っているのでしょうか。

 ボランティア活動の数でしょうか、ボランティア活動の内容でしょうか、ボランティア活動の感想でしょうか。

 面接官は、この答えから、あなたの「人となり」や、「与えられた役割に対する姿勢」を読み取りたいのです。

 「なぜ、いろんなボランティアがある中で、このボランティアを選んだのですか?」

 「あなたはこのボランティア活動を通して、どんな気付きが得られましたか?」

 「このボランティア活動をする前と、した後では、あなた自身にどんな変化がありましたか?」

 このような質問が来ることを想定してください。

 「エントリーシートに書かないといけないから、とりあえずボランティアに参加したい」

 という学生さん、多いです。

 これは全く悪い事ではありません。ボランティア活動をするきっかけは何でも良いのです。入口は内申のためでも、就活のためでもいいんです。

 肝心なのは出口です。

 就活や内申のための参加であっても、せっかく参加するのだから何かを持ち帰ろうという気持ちで参加してみてください。

 もし、就活のためのボランティアだったとしても、面接では「ボランティアに参加したきっかけは、エントリーシートの為だった」と言ってもいいんです。

 けれど、「そのきっかけが無かったら、今でも自分は地域課題に気付くことができていなかったと思う」とつなげられる体験談が語れれば良いのです。

 大切なのはボランティアをきっかけに、どう自分が変わったのか、何に気付くことができたのか、それを今後どのように生かしていきたいのか、が語れる事です。

 今は企業も行政も、人間力が高い人材を求めています。それを見極めるための材料の一つとしての「ボランティア」だということを意識しながら、ぜひ様々なボランティア活動に参加してみてください。

 ボランティアに関する面接練習についても、コーディネーターかごはしが協力しますので、いつでも気軽にご相談下さいね。

 




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